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平成30年市民福祉常任委員会( 6月26日)

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  1. 三条市議会 2018-06-26
    平成30年市民福祉常任委員会( 6月26日)


    取得元: 三条市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-27
    平成30年市民福祉常任委員会( 6月26日)                  市民福祉常任委員会記録 1 日   時  平成30年6月26日(火)午前10時 1 場   所  第3委員会室 1 出席委員   小林 誠委員長 河原井拓也委員長          阿部銀次郎 森山 昭 杉井 旬 西川重則 笹川信子 1 欠席委員   なし 1 説明のための出席者          渡辺理事市民部長 山村地域経営課長 新田課長補佐                    永井環境課長 五十嵐課長補佐          近藤福祉保健部長  佐藤高齢介護課長 佐藤課長補佐                    諸橋福祉課長 中村課長補佐 1 職務に従事した議会事務局職員          渡辺事務局長 吉田次長 加藤主任 1 事   件  (1)平成30年第3回定例会で付託された    議第6号 三条市介護保険条例の一部改正について    議第7号 三条市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基         準等を定める条例の一部改正について
       議第8号 新潟県中越福祉事務組合規約の変更について    議第9号 平成30年度三条市一般会計補正予算           第1表 歳出            第2款第1項第8目(まちづくり推進費)            第3款(民生費)    議第11号 平成30年度三条市一般会計補正予算           第1表 歳出  (2)当委員会行政視察について(追加) 1 審査の経過及び結果                               開  会 午前10時00分 ○(小林 誠委員長) ただいまから市民福祉常任委員会を開会いたします。  出席全員であります。  この際、委員長から申し上げます。今定例会において当委員会で審査する事件は、お手元に配付済み付託事件表のとおり議案5件でありますが、付託事件の審査が終了した後、当委員会行政視察についてを追加し、御協議いただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  それでは審査に入ります。 ――*――*――*――*――*――*――*――*――*――*―― (1)平成30年第3回定例会で付託された事件 ●議第6号から議第9号及び議第11号の以上5件一括上程 ○(小林 誠委員長) 議第6号から議第9号及び議第11号の以上5件一括上程いたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第6号 三条市介護保険条例の一部改正について ○(小林 誠委員長) 最初に、議第6号 三条市介護保険条例の一部改正についてを議題といたします。  提案理由の説明をお願いいたします。 ○(佐藤高齢介護課長) それでは、議第6号 三条市介護保険条例の一部改正について説明申し上げます。恐れ入りますが、議案概要説明会資料ナンバー4、高齢介護課の資料をお願いいたします。  1の改正の趣旨は、介護保険法施行令の一部改正に伴い、必要な改正を行うものでございます。  2の改正の内容といたしましては、介護保険法施行令において租税特別措置法に規定する長期譲渡所得または短期譲渡所得に係る特別控除額を定義する条項が移動したことから、市の条例において引用する規定の整備を行うものでございます。  3の改正条例案につきましては、裏面のとおりでございます。  4の施行期日は、平成30年8月1日とするものでございます。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(小林 誠委員長) これより質疑を行います。   (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(小林 誠委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第7号 三条市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部改正について ○(小林 誠委員長) 次に、議第7号 三条市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部改正についてを議題といたします。  提案理由の説明をお願いいたします。 ○(佐藤高齢介護課長) 議第7号 三条市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部改正について説明申し上げます。引き続き議案概要説明会資料ナンバー5、高齢介護課の資料をお願いいたします。  1の改正の趣旨は、介護保険法施行令及び介護保険法施行規則の一部改正に伴い、国の指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準が見直されたことから、本市においてもこれに準じるため、必要な改正を行うものでございます。  2の改正の内容といたしまして、1点目は、9種類の地域密着型サービスのうち指定定期巡回随時対応型訪問介護看護及び指定夜間対応型訪問介護において、訪問介護サービス等を提供する訪問介護員等の範囲について介護福祉士を除いて介護職員初任者研修課程を修了した者に限定するものでございます。2点目は、その他必要な字句の改正を行うものでございます。  3の改正条例案につきましては、裏面のとおりでございます。  4の施行期日は、公布の日とするものでございます。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(小林 誠委員長) これより質疑を行います。 ○(笹川信子委員) 改正の内容のところで、介護職員初任者研修課程を修了した者に限定するとなっているんですけども、これは具体的にどのような研修で、どういう趣旨で変更されたのか教えてください。 ○(佐藤高齢介護課長) 改正の趣旨につきましては、介護人材の不足に対応するものでございます。これまで介護職員初任者研修ということで、時間にすると130時間の研修課程がございました。今回新たに生活援助従事者研修ということで、時間が約半分の59時間で生活援助に特化した研修課程が設けられたところでございます。ただし、地域密着型サービスのうち2つのサービスにつきましては、特に夜間にサービスを行うことから、これまでどおり介護職員初任者研修課程を修了した者に限定するとしたところでございます。 ○(笹川信子委員) この条文が改正されることによって影響する事業所は、どこになりますでしょうか。 ○(佐藤高齢介護課長) 現在三条市でサービスを実施している事業所でございますが、定期巡回随時対応型訪問介護看護は1事業所ございます。もう一方の夜間対応型訪問介護はございません。 ○(西川重則委員) 今ほど夜間対応型訪問介護事業所が三条市にはないということでしたが、夜間というのは何時から何時までなんですか。 ○(佐藤高齢介護課長) 夜間の時間帯は、午後10時から翌日の午前6時と規定されております。 ○(西川重則委員) それで、生活援助ということを言われていましたけども、夜間であれば生活援助の必要はないわけだよね。身体介護のほうが主になるんじゃないですか。 ○(佐藤高齢介護課長) 御指摘のとおり、夜間は身体介護が中心になります。このことから、制度として生活援助従事者研修が新たに設けられましたけども、この2つのサービスにつきましては、生活援助従事者研修ではなく、これまでどおり介護職員初任者研修というより厳しい研修を修了した者が従事するとされたところでございます。 ○(西川重則委員) 実態として三条市には夜間対応型訪問介護を提供する事業所がないんだから、今回の改正は余り直接の影響が出るようなものではないわけですよね。 ○(佐藤高齢介護課長) 先ほど申し上げたとおり、三条市では1事業所定期巡回随時対応型訪問介護看護サービスを提供しております。なお、緩和された生活援助従事者研修が設けられることの影響でございますが、この地域密着型サービス以外に、いわゆるホームヘルパーと呼ばれている通常の訪問介護サービスの分野でそれぞれの研修を修了した2種類の介護職の方がいることになります。 ○(小林 誠委員長) ほかに質疑はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(小林 誠委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第8号 新潟県中越福祉事務組合規約の変更について ○(小林 誠委員長) 次に、議第8号 新潟県中越福祉事務組合規約の変更についてを議題といたします。  提案理由の説明をお願いいたします。 ○(諸橋福祉課長) 議第8号 新潟県中越福祉事務組合規約の変更について説明させていだきます。資料は、委員会資料ナンバー1をお願いいたします。  1、変更の趣旨といたしましては、福祉型障害児入所施設ごころ学園障害者支援施設ごころ学園を併設することなどに伴い、必要な改正を行うものでございます。  2、変更の内容といたしましては、福祉型障害児入所施設ごころ学園障害者支援施設ごころ学園を併設することから、規約第3条、組合の共同処理する事務に障害者支援施設ごころ学園の設置及び管理運営に関する事務を加えるとともに、障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律及び児童福祉法が改正されたことから、条ずれに伴う規定の整備を行うものでございます。  3、変更規約案は、裏面のとおりでございます。  4、施行期日につきましては、施設の供用開始に伴い、平成30年8月1日とするものでございます。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(小林 誠委員長) これより質疑を行います。 ○(笹川信子委員) 福祉型障害児入所施設ごころ学園障害者支援施設ごころ学園を併設するとのことですが、入所している子供が大人になったので、大人用の施設をつくるということでしょうか。 ○(諸橋福祉課長) 施設整備の理由が少し異なっておりまして、平成24年に児童福祉法が改正されたことに伴い、これまで障害児入所施設ごころ学園において特例的に18歳以上の障がい者を受け入れておりましたが、障がい者の所在延長規定が廃止されることに伴い、現在入所している18歳以上の入所者が退所されることのないよう、支援の継続性の観点から、今回成人用のスペースを設置し、障がい者児併設の施設として新たに運営を行うものでございます。 ○(笹川信子委員) それでは、併設される障がい者の施設で対応する三条市の方は何人いらっしゃるんでしょうか。 ○(諸橋福祉課長) 現在障がい児の入所施設であるまごころ学園には、18歳以上の三条市の方が4人入所しておられます。ちなみに、18歳未満のお子さんも4人入所しておられます。今回障害者支援施設ごころ学園が併設されることに伴い、福祉型障害児入所施設ごころ学園に入所されている18歳以上の4人がそのまま障害者支援施設ごころ学園にお引っ越しされるような形になります。 ○(笹川信子委員) このまごころ学園はどこにあるんでしょうか。 ○(諸橋福祉課長) 見附市にございます。 ○(笹川信子委員) 最後の質疑になりますけども、この施設には三条市の枠というようなものがあるんでしょうか。 ○(諸橋福祉課長) 構成市町村ごとの枠は特にございませんが、現在三条市の利用者は合計で22人となっております。 ○(小林 誠委員長) ほかに質疑はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(小林 誠委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第9号 平成30年度三条市一般会計補正予算 ○(小林 誠委員長) 次に、議第9号 平成30年度三条市一般会計補正予算を議題といたします。  本件の審査につきましては、款ごとに提案説明を受け、質疑を行いたいと思います。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◆第1表歳出、第2款総務費について ○(小林 誠委員長) それでは、最初に第1表、歳出、第2款総務費について提案理由の説明をお願いいたします。 ○(山村地域経営課長) 議第9号 平成30年度三条市一般会計補正予算のうち、地域経営課所管分につきまして説明させていただきます。議案書の歳出、15、16ページ、あわせまして市民福祉常任委員会資料ナンバー2をお願いいたします。  2款1項8目まちづくり推進費に841万5,000円の補正をお願いするものでございます。説明は、委員会資料により行わせていただきます。  最初に、事業番号050まちなか交流広場運営事業費、11節消耗品費11万5,000円でございます。補正の趣旨及び内容ですが、このたび中心市街地の活性化を目的とした寄附金を受け、まちなか交流広場で使用する物品を購入するもので、具体的には休憩用テーブル、椅子、パラソル等を予定してございます。  3、寄附金の調べは、記載のとおりでございますので、参照をお願いいたします。  続きまして、事業番号070コミュニティ支援事業費、19節830万円でございます。1、補正の趣旨ですが、(1)、コミュニティ助成事業助成金つきましては、宝くじを財源とした一般財団法人自治総合センターコミュニティ助成事業助成金を活用し、自治会が行うコミュニティー活動に必要な備品等の整備に対して助成金を交付するもので、このたび助成金決定通知があったことから、補正をお願いするものでございます。  次に、(2)、長寿社会づくりソフト事業費交付金につきましては、宝くじを財源とした一般財団法人地域活性化センター長寿社会づくりソフト事業費交付金を活用し、地域のコミュニティー団体が行う地域活性化に貢献するイベントの実施に対して交付金を交付するもので、このたび交付金の採択通知があったことから、補正をお願いするものでございます。  裏面をお願いいたします。2、内容ですが、(1)、コミュニティ助成事業助成金につきましては、長沢自治会牛野尾自治会吉野屋自治会の3団体に対して助成するもので、助成額は合わせて730万円でございます。内訳ですが、長沢自治会はテントほかコミュニティー活動備品を購入するもので、助成額は240万円でございます。牛野尾自治会は除雪機を購入するもので、助成額は250万円でございます。吉野屋自治会はエアコンほかコミュニティー活動備品を購入するもので、助成額は240万円でございます。これらはコミュニティ助成事業のうちの一般コミュティ助成事業で、助成率は10分の10、助成金の上限は250万円でございます。
     次に、(2)、長寿社会づくりソフト事業費交付金につきましては、あかり物語同時開催三条別院を会場にオペラコンサートを実施する三条別院あかりコンサート実行委員会に対して交付するもので、交付額は100万円でございます。交付率は10分の10、交付金の上限は100万円でございます。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(小林 誠委員長) これより質疑を行います。   (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(小林 誠委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◆第1表歳出、第3款民生費について ○(小林 誠委員長) 次に、第3款民生費について提案理由の説明をお願いいたします。 ○(諸橋福祉課長) それでは、議第9号 平成30年度三条市一般会計補正予算福祉課所管分について説明させていだきます。事項別明細書の15、16ページ、あわせまして委員会資料ナンバー3をお願いいたします。  1つ目は、3款民生費、1項社会福祉費、3目障がい者福祉費事業番号060障がい者支援施設建設費、19節障がい者支援施設整備事業費補助金1,000万円の補正をお願いするものでございます。  詳細につきましては、資料ナンバー3で説明させていただきます。補正の趣旨といたしましては、社会福祉法人県央福祉会生活介護事業を拡充するために行う施設整備に対し、補助するものでございます。  障がい者支援施設に係る整備事業費補助概要につきましては、参考資料として添付させていただきました資料ナンバー3の別紙をお願いいたします。1の補助を行う趣旨といたしましては、障がい福祉サービス基盤整備を促進するため、国が実施する社会福祉施設等施設整備費国庫補助金制度内容を活用し、障がい者児支援施設整備事業を行う社会福祉法人等に対し、当該施設整備に係る経費を補助するものでございます。  2の制度の概要でございますが、(1)の補助対象者につきましては、市内において障がい福祉サービス事業を実施する社会福祉法人等でございます。(2)の補助対象経費につきましては、障がい福祉サービスを行う障がい者児支援施設の新築、増築、改築または改修に要する経費でございます。(3)の補助率につきましては、社会福祉施設等施設整備費国庫補助金に採択された事業の場合は自己負担額の2分の1以内、それ以外の単独事業の場合は補助対象経費の2分の1以内とし、(4)の補助限度額につきましては、1事業当たり1,000万円を上限とさせていただくものでございます。ただし、利用定員が21人以上の施設または複数の事業形態を有する施設を整備する場合には、整備事業費もかさむことから、上限を2倍の2,000万円とさせていただくものでございます。  なお、補正予算について議会の議決が得られ次第、今申し上げた内容の補助金交付要綱を整備し、今後必要となる障がい福祉サービスを実施する社会福祉法人等に対し、県央福祉会と同様に施設整備費の補助を行ってまいりたいと考えております。  次に、同じく事項別明細書の15、16ページ、あわせまして委員会資料ナンバー3をお願いいたします。2つ目の3款民生費、3項生活保護費、1目生活保護総務費事業番号020一般経費、13節業務システム開発等委託料337万円につきましては、生活保護法の改正に伴い、生活保護基準の改定等が行われることから、生活保護システムの改修を行うものでございます。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(小林 誠委員長) これより質疑を行います。 ○(笹川信子委員) 県央福祉会生活介護事業を拡充するために行う施設の改修に補助されるということですけども、新築するのか、今の古い建物を建てかえるのか、どちらでしょうか。 ○(諸橋福祉課長) 今回につきましては、現在県央福祉会が障がい福祉サービス事業所として運営しているいからし工房の作業棟を?体を残して屋根、外壁、内壁を全て張りかえ、空調、水回り、また事業に必要な備品等を整備するものでございます。新築ではなく、改築という扱いになっておりますので、よろしくお願いいたします。 ○(笹川信子委員) 改築ですと、定員の増員はないんでしょうか。 ○(諸橋福祉課長) 今回新たに生活介護事業の定員を20人ふやして事業展開を行うものでございます。 ○(西川重則委員) 今回の県央福祉会の事業が進むと、ほかの団体にも同様にこの補助制度の利用を求めるような説明でしたけども、今回の補助金が1,000万円であるのに対し、別紙の2の(4)、補助限度額の説明では、利用定員が21人以上の施設または複数の事業形態を有する施設を整備する場合には2,000万円を上限とするということでした。これは、県央福祉会ではない別の団体を想定しているんですか。 ○(諸橋福祉課長) これは、現在個別にこういう要望があるというわけではなく、このような施設整備、具体的に申し上げますと、例えば障がい者支援サービスとあわせて障がい児のための放課後デイサービスを実施するための施設整備を行う団体が出た場合は2,000万円を上限に補助してまいりたいという趣旨でございます。 ○(西川重則委員) ということは、今申請しておられる県央福祉会を対象としているんですか。上限が2,000万円で、1,000万円を超えるということは。県央福祉会は1,000万円でしょう。(4)の2,000万円を上限とする対象は県央福祉会なんですか。 ○(諸橋福祉課長) これは、現在想定があるわけではなく、要望があった場合はこういう基準のもとで補助してまいりたいということでございます。複数の事業形態を有する施設の具体的な整備計画は現在ございません。 ○(西川重則委員) では、現在これに該当する団体というのは県央福祉会だけなんですか。 ○(諸橋福祉課長) 県央福祉会のほかに、三条市手をつなぐ育成会、青空福祉会、ひめさゆり福祉会の3法人ございます。 ○(西川重則委員) 今回の県央福祉会の事業が順調に進んだ場合、今言われた3つの団体にこういう趣旨の補助がありますよと聞かせるんですか。 ○(諸橋福祉課長) 委員のおっしゃるとおり、補正予算が議決された後、要綱を整備し、各法人に周知してまいりたいと考えております。 ○(西川重則委員) 別の生活保護費の関係で、生活保護法の改正に伴い、生活保護基準が云々と言われましたけども、何か見直しがあったんですか。 ○(諸橋福祉課長) 今回の見直しの具体的な内容でございますが、一般低所得世帯消費実態調査の結果を踏まえ、生活扶助基準額において年齢に応じて基準単価が設定されている個人的経費が全ての年齢区分で引き上げられております。その反面、世帯共通経費単身世帯で月額9,340円の減額、複数世帯も2人から5人世帯で月額150円から490円の減額となっております。なお、6人以上の人数が多い世帯になりますと、6人世帯で5,850円の増額となっております。  また、その他の主な見直しといたしましては、貧困の連鎖を断ち切るため、生活保護世帯の子供の大学等への進学支援を目的に、進学した際の新生活の立ち上げ費用として新たに進学準備給付金が創設されたほか、高校の受験料の支給回数が拡大され、また児童養育加算も中学生までから高校生までに拡大されたところでございます。このように子供に対する直接的な給付が拡充されたことから、母子加算月額平均2万1,000円から1万7,000円に減額となっております。 ○(西川重則委員) それはわかるんです。いろんなものによると、生活保護の基準額は大分増額されたりしている。母子家庭の場合は少なくとも児童扶養手当の関係もあるから、生活保護とはまた違うんでしょうけども、自分が聞きたいのは基準額じゃなくて、認定してもらえる基準が変わったのかということです。預貯金も保険も全て、あるいは資産も一切なくなってから援護を開始するというルールがありますけど、こういうものにちょっと反対しているので。こういうものには一切変更がないんですか。 ○(諸橋福祉課長) 認定の際の基準に変更はございません。 ○(西川重則委員) その辺を緩和なり変更なりしなければ――年老いたひとり暮らしの方のわずかな資産である小さな家や土地も、それを失うか、売却するか、売却する場合はなおかつ売却金を費消した後に援護が開始されるんですよね。こういうところを変えないと。家を売って、住む場所がなくなって、そのお金でアパートなりを借りて、お金を全部使い切ったら、市が住宅扶助とかの援護を開始することになっていますけども、その辺はやっぱり市から国に現実に即した生活保護基準への変更を勧めるべきでないかと思うんです。いかがなものですか。虫がよ過ぎますか。 ○(諸橋福祉課長) 基本的に生活保護制度自体は、委員がおっしゃるように、財産等が全くない状態の方に最低限度の生活を保障するということで現在動いております。そういった実情も十分認識はしているところでございますが、国の制度ですので、国の動向を見ながら、また実情については事あるごとにお伝えしてまいりたいと考えております。 ○(西川重則委員) 市当局に言ってもしようがないんですけども、若いときに頑張って小さな家や土地を求めたばっかりに、家族が誰もいなくなった場合、6万円ばかりの国民年金から固定資産税とかも全部取られると、4万円ぐらいで暮らさなければならないですよね。それでどうやって健康で文化的な最低限度の生活を送れるんでしょうか。そういう実態はわかっているんでしょう。でも、人の幸不幸は仕方ないか。 ○(近藤福祉保健部長) 委員の御指摘につきましては、先ほど福祉課長が答弁したとおりでございますけれども、毎年実態を把握し、今後必要に応じて県あるいは国に申し述べていきたいと考えております。よろしくお願いいたします。 ○(杉井 旬委員) 別に生活保護ばかりじゃないんですけど、こういうことで一々システム改修――先ほどおっしゃったように、そんなに根本的な変更じゃないですよね。単にこの世代のこの金額を変えます程度でしょう。要するに市町村ごとに全部システムが違っているということでしょう。 ○(諸橋福祉課長) 委員御指摘のとおり、自治体によって使っているシステムは異なりますが、ある程度の数の試算ソフトが決まっておりまして、各自治体の既存のシステムに一番合わせやすいものを選べるよう選択肢が用意されているというのが実情でございます。 ○(杉井 旬委員) 今さら遅いのかもしれないですけど、余りに非効率というか――要するに委託しなきゃだめだということは、市の情報管理課の職員ではできない程度だけど、それほど大変でもない改修ですよね。半分国が持つからいいといったって、こんな程度のものに毎回300万円、400万円かかるわけでしょう。一旦ゼロに戻してというわけにいかないんでしょうけど、何かもうちょっといい――これ、全国にしたら何億円、何十億円でしょう。同じ仕組みでつくっていれば、それが要らないわけですよね。IT産業を育成するためだか何だかわかりませんけど、余りに無駄な税金の使い方ですよね。今さらもとに戻せないのかもしれませんけど、これは生活保護のためだけですが、ほかのシステムもずっと、ほんのこの程度の変更で数百万円ずつかけて改修していくわけでしょう。余りに無駄ですよね。何とかできないものでしょうか。 ○(諸橋福祉課長) 委員御指摘のことはこちらも十分同じ気持ちでございますが、現在全庁的に動いているシステムは福祉課だけの、また生活保護だけのものでもないことから、全てを一旦ゼロに戻してとなると、それはそれで多大な経費がかかりますので、その都度必要な改修を数百万円かけて個別に行うというのが現実的な対応、金額面でも効率的な選択ではないかと考えているところでございます。 ○(小林 誠委員長) ほかに質疑はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(小林 誠委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議第11号 平成30年度三条市一般会計補正予算 ○(小林 誠委員長) 最後に、議第11号 平成30年度三条市一般会計補正予算を議題といたします。  提案理由の説明をお願いいたします。 ○(永井環境課長) 議第11号 平成30年度三条市一般会計補正予算について説明申し上げます。事項別明細書は9、10ページになりますが、説明につきましては市民福祉常任委員会資料ナンバー4、環境課資料に基づき行わせていただきます。  4款2項2目塵芥処理費、事業番号080バイオマス利活用推進事業費、13節木質バイオマスシステム構築調査等業務委託料として1,600万円の補正をお願いするものでございます。  1の補正の趣旨についてでございますが、本市のものづくり技術を生かしたバイオマスシステムによる地域経済循環モデル構築調査研究事業が経済産業省のエネルギー構造高度化・転換理解促進事業補助金に採択されたことから、ものづくり事業者の企画、開発力を活用しながら、エネルギー転換基礎技術を構築し、エネルギー構造高度化の具体事業を推進するものでございます。  2の内容についてでございますが、市内にある剪定枝、間伐材、もみ殻等の木質バイオマスの利用可能性を調査し、それらを燃料とした熱エネルギーを活用するシステムの構築に向けて、記載のとおり需要調査、供給調査、システムの構築、評価、事業性評価、研究会の創設、開催を行うものでございます。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(小林 誠委員長) これより質疑を行います。 ○(西川重則委員) 経済産業省に採択されたことから、市内にある剪定枝、間伐材、もみ殻等の利用可能性をということですけども、この委託先はもう決定しているんですか、それともこれから入札行為を行うんですか。 ○(永井環境課長) 委託先につきましては、公募型プロポーザル方式により選定する予定でございます。 ○(西川重則委員) そのスケジュール、工程みたいなものは、どういう形で進むんですか。 ○(永井環境課長) おおむね9月までに委託先を選定させていただき、その後年内は調査、試作開発等、1月以降は分析、評価等を行っていくというスケジュールを考えております。 ○(西川重則委員) これは、想定される事業所等の要請があって経済産業省に採択されたんですか、それとも国策というか、国の事業として進めることから本省で採択されたものが全国におりてきて、それに三条市が手を挙げたんですか。 ○(永井環境課長) 今回の補助金につきましては、あくまでも三条市が進めている未利用バイオマスの利活用をさらに推進していくために手を挙げさせていただいたものでございます。 ○(西川重則委員) じゃ、保内工業団地の木質バイオマス発電所が手を挙げて、経済産業省に採択されたということですか。それとも発電所などの特定の事業所は関係ないんですか。 ○(永井環境課長) 特定の事業所は関係ございません。 ○(西川重則委員) 大島にあったペレットを製造する会社はどうなったんですか。倒産したみたいじゃないですか。 ○(永井環境課長) 大島にございました株式会社WPPCにつきましては、平成29年4月25日に経営が破綻しております。 ○(西川重則委員) 三条市からどのくらいの補助金が出ていたんですか。 ○(渡辺市民部長) 3,000万円でございます。 ○(西川重則委員) そのほかに三条市からの支出はなかったんですか。 ○(渡辺市民部長) そのほかの支出はございません。 ○(西川重則委員) あれはトンネルだったと思うんです。三条市には実害がないというような説明を聞いていたんですけども、どなたが損害をこうむったんですか。それとも損害は発生していないんですか。 ○(渡辺市民部長) 株式会社WPPCに3,000万円を補助した事業は、地域木質バイオマス循環利活用事業というものでございまして、市からの補助金、それと同程度の会社による借り入れ、それから自己資金で会社を設立されたところでございます。地元から雇用し、木質バイオマス事業の発展ということで数年にわたり活動してきたわけですが、残念ながら経営が思わしくなく、破綻したということでございます。実害と言われますと、そういうペレットを製造する会社がなくなったということでは私どもも大変残念な気持ちでいるところでございます。 ○(西川重則委員) WPPCという法人を整理したときに、損害をこうむった債権者が結構おられるんでしょう。 ○(永井環境課長) 債権者の人数につきましては、私どもで把握しておりません。 ○(西川重則委員) 民間は、市が議会に諮って補助金を支出したものですから――少なくとも理事者側から議会に対して絶対間違いのない事業であるという説明があったわけですよね。稼働したら利益が幾らか出るとか、何年後には地元から何人雇用するとか、当時少なくとも軌道に乗ることを想定した説明があったわけですよね。今会社の経営者はおられるんですか。 ○(永井環境課長) もう直接は連絡がとれないような状態になっております。 ○(西川重則委員) その債権者と思われる方々から行政に問い合わせ等はないんですか。 ○(永井環境課長) 特に問い合わせ等はございません。 ○(杉井 旬委員) ブリケット設備というものをわかるように教えてもらえますか。 ○(永井環境課長) まず、今回試作開発する設備のブリケットは、剪定枝、間伐材、もみ殻等を化学薬品や接着材などを使わずに高圧圧縮で固形化したものでございます。いわゆる木質の加工まきのようなイメージで、形状的には直径が7センチから10センチ程度、長さが3メートル以内のものを想定しているところでございます。 ○(杉井 旬委員) そういう燃料をつくるということですか。ブリケット設備というのは、何かを圧縮して固形燃料をつくるものなんですか。 ○(永井環境課長) そういった固形燃料をつくる設備を今回試作開発するものでございます。 ○(杉井 旬委員) それを公共施設で使おうという意図なんですか。 ○(永井環境課長) まずは公共施設等の熱需要調査等を行い、将来的にそういったことが可能かどうか研究を行うものでございます。 ○(西川重則委員) 今の杉井委員の質疑を聞いていてあれっと思ったんですけど、これは基本的に保内工業団地の木質バイオマス発電所に関するものじゃないんですね。 ○(永井環境課長) 保内工業団地の木質バイオマス発電所とは直接は関係のないものでございます。 ○(西川重則委員) じゃ、聞くんですけども、調査研究のために国で1,600万円も出してくれるんだからあれですが、市内に剪定枝を集めるところがありますけども、間伐材ともみ殻――剪定枝を集める場合、保内園芸組合とかもありますけれども、そういうもののチップ化等を行って、公共施設に今ある暖房施設で使用できるかということですか。 ○(永井環境課長) まずは、木質バイオマスの賦存量、今市内に間伐材がどのくらいあるか、もみ殻がどのくらいあるかといった調査を行った後、それらを実際に固形化していくことで、最終的には委員御指摘のように公共施設にあるボイラー等で使用できるか、また将来的には例えばそれで小さな発電ができるかといったことも調査研究していきたいと考えております。 ○(西川重則委員) いい湯らていのボイラーは、燃料が高いために、石油だか灯油だか重油だかわかりませんが、そういうものを併用していて、実際は非常にコストが高いという話を聞きましたけども、これもその調査研究なんですか。 ○(永井環境課長) まずは未利用バイオマスの中でも特に利用が難しいと言われているもみ殻であったり、剪定枝であったりを利用すること、そしてブリケットというものにどのくらいの事業性があるかについて、例えば他の既存の木質バイオマス燃料と比べてカロリー的にどうかといったことも含め、今回調査研究を行ってまいります。 ○(西川重則委員) 重油と再生エネルギーというんですか、環境に負荷のかからない剪定枝等による燃料との単純なコストの比較じゃない、環境面を重視したような調査研究なんですか。 ○(永井環境課長) もちろんそういった――賦存量を調査した上で、これが将来的に事業として、ビジネスとして成り立つかどうかといったことも含めて調査研究を行ってまいります。 ○(西川重則委員) いい湯らていのボイラーの場合は、間違いだったら間違いと言ってもらえばいいんですが、そういうものを燃やすとコストが非常に高くて採算が合わないから重油を燃やしていると聞いたんです。しかしながら、再生エネルギーのコスト面の差は地球温暖化を踏まえた環境への負荷軽減のためにやむを得ないというような思いで開発、研究をするんですか。 ○(永井環境課長) 再生可能エネルギーということで多少コストのかかる部分はあるかと思いますが、一方で事業性ということも十分考慮しながら調査研究を行っていきたいと考えております。
    ○(西川重則委員) ちなみに、チップだかバイオマスだかちょっとよくわからないんですけども、そういうものを燃料とする暖房器具やボイラーは市内の公共施設に幾つぐらいあるんですか。 ○(永井環境課長) 現在市内では、ペレットストーブが30台、ペレットボイラーが4台導入されているところでございます。 ○(笹川信子委員) この業務委託料1,600万円でどのくらいの期間をかけて調査するんでしょうか。 ○(永井環境課長) 調査自体は、3カ月程度と考えております。 ○(笹川信子委員) ブリケットという人口まきのようなものをつくる設備を試作開発するとのことですけども、やっぱりどのくらい熱量が出るかということも三条市で調査するわけですよね。 ○(永井環境課長) 賦存量等の調査を行った後、ブリケット設備の試作開発を行い、それでつくったものがどの程度の熱量で燃えるのか、実際にきっちり燃えるのかといった燃焼性についての調査、評価も行ってまいります。 ○(笹川信子委員) その燃やすボイラーですよね。ペレットボイラーだったらペレット専用なわけですけど、今回のブリケットは従来型のボイラーで十分使えるんですか。 ○(永井環境課長) いわゆる高効率熱ボイラーというものがございます。既に海外製品、国内製品が幾つかございますので、今回はそれを活用して評価を行っていきたいと考えております。 ○(笹川信子委員) この調査研究のためにボイラーを購入するとか、今市内の公共施設にあるボイラーを改良するとか、そういうことはないんですか。 ○(永井環境課長) 今ほど説明させていただいた既存の高効率熱ボイラーをリースさせていただき、そういった調査を行ってまいります。 ○(森山 昭委員) 1点だけお聞かせ願います。  内容の中に剪定枝、間伐材、もみ殻等とあるんですけど、以前もみ殻を大分ペレット等にしましたが、かなり不人気で今は余り言われなくなったんです。また新たにもみ殻をペレット等にするんでしょうか。 ○(永井環境課長) 今回は、あえて未利用バイオマスの中でも比較的利用が難しいと言われているもみ殻や剪定枝といったものをブリケット化していくという形で取り組みたいと考えております。 ○(森山 昭委員) また新たに取り組むということですけど、以前地元のカントリーエレベーターでもみ殻のペレットを製造していたんですが、大分不人気で既にやめているということもあるので、もみ殻がこういったものにきちっと利用されるようになれば――今もみ殻の処分が農家にとって一番大変な問題になってきているので、ぜひ有効利用できるように頑張っていただきたいと思います。 ○(西川重則委員) 森山委員の質疑に関連で、自分も最近相談を受けたんですけども、野焼きのことで検挙されると罰金を30万円取られるんですよね。それが勘弁ならないというんです。一方で、農家の皆さんがもみ殻とか野菜くずとか、いろんなものを燃やしても、まさに再生エネルギーと同じように環境に負荷はかからないわけです、プラ・マイ・ゼロだから。一方で厳しく取り締まって、一方でそういう事業を進めるという、謀略みたいな魂胆があるんですかね。今回で2度目です。20万円と30万円。本当にきちっと、いや応なしに取られるんです。隣近所の人が通報すると終わりだというんです。みんながもみ殻を一斉に燃やすと、昔のように先が見えないほどになるけども、農家あるいは木工業の皆さんには別の救済措置をッッ話を聞けば、バーベキューはいいというんだし、たき火も焼き芋をつくっていればいいとか、そういううがった物の言い方をされる人もいますので。一斗缶でほんのちょっと燃やしても、通報があればだめだというんでしょう。法律を犯した人が悪いんだけど、小さな農家の皆さんに30万円ですよ。これから高齢化が進んで中山間地の野山はみんな荒れていくのに、一方でたき火さえ認めないで罰則を厳しくして、一方で業者とともに税金を使ってなんていうのはちょっと不合理でないかと今森山委員の質疑を聞いて思ったんです。農業団体も本来土に返せばいい、あるいは燃やすなりできる残渣みたいなものをみんな業者に頼んで有料で処理しなきゃならないというのは、おかしな話じゃないですか。燃やして土に返したって悪いことはないと思うんだけども。 ○(渡辺市民部長) 野焼きの関係の御指摘でございます。野焼きにつきましては、県で管理を行っておりますが、許されているのは、今ほど御紹介がありましたとおり、例えばさいの神といった町内の行事ですとか、たしか4種類ほどあったと思います。今資料を持ち合わせておりませんので、正確なことが申し上げられず大変恐縮ですけれども、それ以外で私ども環境課あるいは農林課に通報いただく場合もございます。通報いただいた場合は、私どもが出向いて注意喚起を行うこととなっており、決して罰金等の刑事罰ということでは行っておりませんけれども、今ほどお話しいただいた内容につきましては、県にもしっかりとお伝えさせていただきながら、農家の方にどういう救済措置がとれるのかを少し研究させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○(西川重則委員) それこそよく言われたようにダイオキシンとかのいろんな問題があって法律を制定したんでしょうけども、人口減少社会の中でこれだけ環境が変わってくれば、それに合わせて制度や取り締まる方法を変えることも必要だと思うんです。とにかく今回罰金を取られたことを相当嘆いて、おっかないんだなと言っていました。そういうことがありますので、よく研究してください。 ○(杉井 旬委員) 1点だけ、原発絡みの補助金だか何だかわかりませんけど、結局全額国からのお金でしょう。市が出すわけじゃない。受託した業者も出すわけじゃない。例えばさっきの話のように半分は自腹とかだと、自分たちもこれだけ投資しているんだから、取り戻さないとだめだ、もうけないとだめだといって一生懸命研究して成功しようとするわけです。この1,600万円は、どうせ国が地方を黙らせるために出しているお金で、三条市だって別に単費を使っているわけでもない。うちがプロポーザルに勝ってよかった、あとは適当に調査報告書を出せばいいんでしょうで終わったって何のおとがめもないし、自分は損をしないわけですよね。ほかの事業なら、例えば自分も1,000万円投資しているから、それを回収しなきゃだめだといって成功させようと必死になるわけです。この事業には、インセンティブがないんじゃないかと思うんです。これってすごくやばくないですか。要するに選ばれた者の勝ち、選ばれた時点で終わりになりかねない。もう成功させなきゃ会社が傾くなんていえば、みんな必死になってやるでしょうけど、失敗したって何の痛みもかゆみもないという事業ではうまくない。何らかの対策というか、工夫をしないとそうなっちゃうんじゃないですか。 ○(渡辺市民部長) この事業に手を挙げさせていただいた趣旨につきましては、先ほど環境課長から答弁させていただいたところでございますが、私どもといたしましては、木質バイオマスを有効利用することにより、当市の環境政策である循環型社会の実現に寄与できるものと考えております。ただいまの御指摘につきましては、私どもも十分重く受けとめ、この事業が効果的なものになるようチェックを働かせていくとともに、その成果が次のステップへと発展していくように、三条市がものづくりのまちであることとも相まって発展していくようにしっかりと対応させていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○(阿部銀次郎委員) これから試作開発する設備でできるのは、直径が7センチから10センチくらい、長さはどのくらいかわかりませんけど、そのくらいの固形燃料ということですが、今三条市が持っている4台のペレットボイラーと30台のペレットストーブでは全然使えないんでしょうか。 ○(永井環境課長) 今回試作開発する設備のブリケットにつきましては、委員御指摘のとおり、そのままペレットボイラー、ストーブでは使用できないものでございます。 ○(阿部銀次郎委員) そうすると、それを燃焼させるボイラーも1,600万円の中で購入して試験を行うんですか。 ○(永井環境課長) 今回は、ボイラーをリースさせていただき、燃焼テストを行ってまいります。ただ、ブリケットをさらに小さくしていくことも視野に入れながら今後研究を進めていきたいとは考えております。 ○(阿部銀次郎委員) できたものをちっちゃくすることもということですけど、そうすると破砕機が要るわけです。いろいろと設備が要ると思いますが、それらもみんな含めて1,600万円でできるんですか。 ○(永井環境課長) 破砕機等も既存のものがございますので、そういったものをリースさせていただく予定でございます。本当にペレットに近づけることができるかにつきましては、もみ殻や剪定枝を利用して燃料をつくるという今回のような事例は今まで余りございませんので、まずはそういった技術をしっかりと確立してから展開していければと考えております。 ○(阿部銀次郎委員) それらをみんな研究するんでしょうけど、せっかく保内工業団地に木質バイオマス発電所ができたわけですから、そこの燃料に使ってもらうのが一番簡単で効率がいいんじゃないかと思うんですが、それは全然考えていませんか。 ○(永井環境課長) 今保内工業団地の木質バイオマス発電所では、間伐材等は使用しておりますが、もみ殻や剪定枝は使用できない状態になっております。ただ、今ほど御指摘の発電所で燃料として使用できるかどうかも含め、実際のカロリーやコストがどの程度かといったことについては十分研究を進めていきたいと考えております。 ○(阿部銀次郎委員) バイオマス発電所でもみ殻や剪定枝は使えないけど、それも含めて固形化するということなんでしょう。 ○(永井環境課長) 委員御指摘のとおりでございます。 ○(阿部銀次郎委員) そうしますと、もみ殻だけじゃないわけです。バイオマス発電所では、間伐材を破砕機で細かくして燃料にしていますよね。新たにできる固形燃料を破砕機にかければ、中に剪定枝とかも入っているわけですから、燃焼効率はそんなに悪くないような気がします。それについても調査研究したほうがいいんじゃないですか。 ○(永井環境課長) そういったことも含めて今回の事業で調査研究を進めていきたいと考えております。 ○(阿部銀次郎委員) 私は、この固形燃料をもう実際に見ているんです。物すごくかたくて石みたいです。本当に立派なものです。だから、そういうものを普通のストーブで使うには破砕もしなければならないだろうし、短く切って薪と同じように使うという方法も当然あると思うんですけど、将来的に――先ほど杉井委員がただでもらったら失敗しても成功してもということを言われましたが、やっぱり一番大変なもみ殻の処分等について農業委員会から市長へ毎年のように要望していることがこういう調査研究につながったと思うんです。  それはそれとして、これは単年度事業ですか。今回の1,600万円で結果が出せない場合、来年度、再来年度も手を挙げればこの補助金がもらえるんですか。 ○(永井環境課長) この事業につきまして、国では3カ年を想定しております。ただ、当然ステップアップするような形での申請が必要と考えておりますので、そのような形にできるよう今回しっかりと調査研究を進めていきたいと考えております。 ○(阿部銀次郎委員) 3カ年と言いましたけど、この1,600万円を3カ年かけて使うのか、それとも年に1,600万円ずつ3カ年の補助が受けられるのか、どっちですか。 ○(永井環境課長) 平成30年度は1,600万円ということで、来年度以降は、予算等の関係もあるかと思いますが、また別の形での申請になるかと思います。 ○(阿部銀次郎委員) 別の形といいますと、違う補助を受けるということですか。これと同じ事業で補助を受けるということじゃないんですか。 ○(永井環境課長) 別途ステップアップするような形で申請させていただくことになるかと思います。 ○(阿部銀次郎委員) 別途となると、今回は100%補助ですけど、来年度以降は100%補助にならない可能性もあるわけですね。 ○(永井環境課長) 事業自体は3カ年と想定されておりますので、具体的にどの程度の予算がつくのかはっきりしていない中ではございますが、次年度以降も今年度のような形になるものと思われます。 ○(笹川信子委員) 補正の趣旨に本市のものづくり技術を生かしたという一言があるんですけども、何かをつくることができるとか、そういうことに手を挙げそうな会社があるとかといった三条独特のものがあるんでしょうか。 ○(永井環境課長) 市内にあるものづくり技術ということで、今回は特に固形化するための圧縮系の技術を活用したいと考えております。 ○(西川重則委員) 1点だけ聞きますけども、阿部委員の質疑に対して3カ年の事業だということでしたが、一方では公募型プロポーザル方式によりと言っておられるんです。プロポーザルとなると提案型でしょうから、3カ年を見通した提案を受けるんですか。 ○(永井環境課長) 今回につきましては、単年度でと考えております。 ○(西川重則委員) 3カ年の事業と言われたので……。じゃ、今年度は1,600万円で燃焼設備の導入などをして、それでこの業者は終わりになって、来年度は改めてこの業者も含めたプロポーザルを行うんですか。 ○(永井環境課長) 来年度以降も公募することを今のところ想定しております。 ○(西川重則委員) 平成30年度にプロポーザルで業者を選定して事業を行い、31年度もステップアップした同様の事業に1,600万円の予算がついたとして、これも単年度事業ですよといっても、全く新しい業者がプロポーザルに参加するでしょうか。一度とってしまえば、一般的にはその業者の既得権になるんじゃないですか。業者には業者間の秩序があるじゃないですか。 ○(永井環境課長) そういうことにならないように、今年度の状況をよく見た中でどのような形の公募がいいのかについて十分精査していきたいと考えております。 ○(西川重則委員) 例えば3カ年の継続事業で総事業費が1億円だとして、プロポーザルを行うにしても、1億円の事業計画を立てた上で初年度の事業費は1,600万円だというのであれば、それはわかるんだけども、初年度にとった業者の権利を一切認めないで、年度ごとに用意ドンでスタートすると、初年度にとった業者はほかの業者にとられたら困るだろうし、ほかの業者にすれば初年度頑張った業者に挑戦してもなかなか勝負にならないだろうしと普通は思わないかね。 ○(永井環境課長) 今ほどの御指摘のとおり、そういったことが業者側の不利にならないような形で今年度事業をしっかり進めさせていただき、来年度もその辺を踏まえた上で改めて公募させていただきたいと考えております。 ○(小林 誠委員長) ほかに質疑はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(小林 誠委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(小林 誠委員長) しばらく休憩いたします。                               休  憩 午前11時20分                               再  開 午前11時20分 ○(小林 誠委員長) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  これより討論を行います。  討論の通告がありませんので、以上で討論を終了いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ○(小林 誠委員長) これより採決を行います。  議第6号から議第9号及び議第11号の以上5件一括採決いたします。  本案については、いずれも原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(小林 誠委員長) 御異議なしと認めます。よって、本案はいずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 ――*――*――*――*――*――*――*――*――*――*―― ○(小林 誠委員長) 以上で付託事件の審査は全て終了いたしました。  お諮りいたします。  本日の当委員会の審査結果について、会議規則第39条第1項に基づく委員長報告及び第103条に基づく委員会審査報告書の作成については、委員長にそれぞれ一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(小林 誠委員長) 御異議がありませんので、そのように決定いたしました。  しばらく休憩いたします。                               休  憩 午前11時21分                               再  開 午前11時23分  (休憩中に説明員退席) ○(小林 誠委員長) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ――*――*――*――*――*――*――*――*――*――*―― (2)当委員会行政視察について ○(小林 誠委員長) 最後に、当委員会行政視察についてを議題といたします。  本日は、行政視察の日程等について調整させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  しばらく休憩いたします。                               休  憩 午前11時23分                               再  開 午前11時25分 ○(小林 誠委員長) 休憩前に引き続き会議を開きます。  お諮りいたします。  当委員会行政視察につきましては、10月31日水曜日から11月2日金曜日までの2泊3日以内で実施することとし、具体的な調査事項及び視察先等につきましては、委員長団に一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(小林 誠委員長) 御異議がありませんので、そのように決定いたしました。 ――*――*――*――*――*――*――*――*――*――*―― ○(小林 誠委員長) 以上で本日の市民福祉常任委員会を閉会いたします。                                 閉  会 午前11時25分  以上会議の次第を記載し、三条市議会委員会条例第29条第1項の規定により、ここに記名押印する。                  市民福祉常任委員会                   委 員 長   小 林   誠...